世界中で広がりを見せたMe Too運動は、セクハラ被害を訴えるものでしたが、その言葉に引っ掛けて韓国ではBe Too運動が盛んに広がっているそうです。

Be Too運動の「Be」という単語は、韓国語で借金を意味しています。

そして、Be Tooは芸能人の家族が抱えた借金問題の事を指すようです。

このBe Too運動のターゲットとなった韓国芸能人、有名どころが次々と報じられています。


韓国のBe Too運動 ターゲットになった韓国芸能人

Be Too運動が騒がれ始めたのは、2018年11月下旬頃です。

一番はじめに報じられたのは、ラッパーのMicrodotでした。

Microdotがまだ小さい頃、両親が知人から借金をしたまま海外に逃亡しました。そして、Microdotが大人になり有名になったことでテレビに両親も出演する機会が増えました。その結果、債権者の知人が被害を訴えて明るみに出ました。

過去を全く知らなかったMicrodotは、被害者に謝罪した上で自分の芸能活動も思うように出来なくなりました。

他にも韓国女優のチャ・イェリョンやRain(ピ)、DOK2やガールズクループのMAMAMOOのメンバー、フィインなどもBe Too運動のターゲットになっています。

殆どは父親の借金ですね。

詐欺行為で捕まった父親がいたりその借金を肩代わりしたり自分とは関係ないのに苦しめられていて可哀想だなと思いました。

又、Rain(ピ)のように被害者の方が胡散臭いケースもあります。

Rain

Rainのケースでは、Rainの父親にお金を貸したという人物が和解金として1億ウォン要求してきました。しかし、調査した結果、借用証と約束手形がなかったことが判明しています。この被害者は、Rainの家族に暴言を吐くなどしてトラブルにもなっています。

少女時代のティファニー Be Too運動で父親に苦しめられる

そして、最近になり Be Too運動のターゲットとして名前が出ているのが、人気アイドルグループ少女時代のティファニーです。

ティファニーの場合、他のBe Too運動のターゲットとなっている韓国芸能人よりももっと可哀想というか悲惨なので取り上げてみますね。

少女時代のティファニー

まず、彼女の父親は最低です。

ティファニーは、父親の借金のせいで債権者から脅迫されることがあったと言います。

そして、その脅迫は債権者だけでなく父親本人からも・・・。

少しでも良心の呵責があれば、娘の足を引っ張っていることに負い目を感じたりするはずなのにティファニーの父親は、ティファニー自身を脅迫しているのです。

自分がつくった借金を娘のおまえが払えと強要したりしたこともあったと言います。実際にティファニーは数回、父親の借金を肩代わりしているそうです。

少女時代として華々しい活躍の裏で、常に不安な毎日を過ごしていたとのこと。自分だけでなく少女時代の他のメンバーや周囲の人達にも被害が及ばないかビクビクしていたとか。

今は完全に父親との縁を切っているらしいティファニーですが、心のダメージは大きいですよね。ただ、もう少しで新曲を発表するそうですし、芸能活動は順調なのが救いですかね?