2016年公開の韓国映画「恋物語」で期待の女性映画監督として祀り上げられていたイ・ヒョンジュ監督(36)が性的暴行事件で一転、映画界から引退する事がわかりました。

この騒ぎを聞いたときに事件の内容からてっきり男性監督の話かなぁと思ったら女性監督の話。次に相手は年下の男性かなぁと思ったら同性という事で二度驚きでしたが・・・。

訴えたのは、イ・ヒョンジュ監督と同期の女性監督らしいです。

事件の内容は、2015年の春にイ・ヒョンジュ監督がホテルで泥酔した同期の女性監督を性的暴行したとの事でした。

イ・ヒョンジュ監督側は、同期の女性監督が泣きついてきてそれをなだめるうちに自然と性的関係を持ってしまったと主張。合意のもとだったと。

一方の被害者の女性監督は、意識朦朧としている状態だったと主張しています。

裁判になりましたが、結局、イ・ヒョンジュ監督が敗訴して執行猶予付きの有罪判決となりました。

イ・ヒョンジュ監督は、「恋物語」で映画監督として高く評価され女性映画人賞まで受賞しました。しかし、この事件により女性映画人賞も剥奪され韓国映画の組合からも永久除名される見通しだという事です。

被害者の女性監督は、イ・ヒョンジュ監督の名声に嫉妬してこの事件をでっち上げたのかなぁと最初思いました。でも裁判を起こしたのは2015年なので、事件が起きてすぐに訴えた事ででっち上げではないですね。

裁判は加害者であるイ・ヒョンジュ監督が何度も延期させたので長引いたそうです。

延期になったことが仇になったような気がします。

2年の間にイ・ヒョンジュ監督の知名度が上がり大きなニュースになってしまった感がありますね。